株式投資をするならば手数料の安いネット証券を利用するのが今や当たり前の話ですが、ネット証券をいざ使うとなると初心者の人は不安で戸惑って、口座開設すら出来なくなってしまいます。
店頭証券だと担当が付いてくれて電話一本で注文とか全部してくれますが、ネット証券はすべて自分一人でやる必要が有り、複雑な取引ツールを利用しようにもどうやって使えばよいか分からないから、注文一つ出せなくなってしまいます。
そこでネット証券の使い方を簡単に使いやすく説明したいと思います。
口座開設からログインまで
まずネット証券のサイトに行って、口座開設のタブをクリックです。
すると口座開設の申し込みのページになります。これだけでは口座開設にはなりません。
それで申し込みのモニターに名前や住所を打ち込んでいく欄が有りますから、そこに必要事項を入力して、口座は特定口座にして源泉徴収有りにします。その方が確定申告など面倒くさいことをしなくて済みます。
後は本人確認書類ですが、ネット証券から郵便物が届いて受取人払いの封筒が入っていますから、それに免許証などのコピーを入れて送るか、本人確認書類の画像をメールで送るかです。
郵送後何日かするとまた郵便物が届いて、そこにログインIDとパスワードが記載されています。
それをネット証券サイトのログインIDとパスワードの欄に入力すると自分の口座の画面が現れます。
次に注文欄の確認です
株の注文欄を見つけたら、注文を出す練習です。
まず買いたい株の名前また銘柄コードを入力して、次に株数を入力して、注文方法を成り行きか指値のどちらにするかです。
成り行きはその場で約定して、指値は指した値段でしか約定しません。
すべて入力し終わった後、実際に注文を出します。
出しても注文は成立どころか受け付けて貰えないから大丈夫です。
ネット証券は前金制だから入金しないと注文すら出せません。
決済は当然注文が成立しないと出来ませんから、これも練習しても問題ないです。
取引ツールも適当にいじって使い方を覚えるといいです。入金をしていなければ間違って注文をしてしまうことは無いですから、入金をする前に操作方法を実際に使ってみて慣れることです。
練習が終われば入金です
入金はネット証券の口座に振り込むことになりますが、それだと面倒なのでクイック入金を使います。
口座開設時に利用している銀行口座を入力していますから、その銀行から入金をします。
それで銀行に予め資金を入金しておいてネット証券のサイトから自分の証券口座に入金をします。
これは操作が間違っても入金されないだけですから問題ないし、振込手数料も無料ですから安心して操作出来ます。
ただ銀行の方で暗証番号を間違えるとロックされてしまうので、それだけは慎重にやる必要が有ります。
入金が終われば後は普通に注文をして、株式投資の始まりです。
成り行き注文はストップ高でも買えるくらい入金しないと駄目なので、まずは指値注文から始めると良いでしょう。
こんな感じでネット証券を活用することです。分からないことが有れば、コールセンターに電話をして聞いてみることです。
分からないままにしておいたら、せっかくの機能が使えなくて勿体ないだけですから。